現役医薬品登録販売者が教える合格への最短ルート！知識0の初心者が試験1ヶ月前からの勉強で受かる方法ガイド

独学1ヶ月で医薬品登録販売者試験に合格出来る！？

近年セルフメディケーションの需要が増加している為、医薬品登録販売者の需要も合わせて増えています。
転職にも役立つそんな資格を取得してみましょう！

医薬品登録販売者とは。

登録販売者は、2009年（平成21年）の規制改革で改正された医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律（改正薬事法）、で新設された一般用医薬品販売に関わる資格である。2019年（令和元年）日本チェーンドラッグストア協会は、名称を登録販売者から医薬品登録販売者へと変更することを決定した。なお職業分類では、医療従事者として都道府県に登録される。登録販売者 - Wikipedia

つまり、ドラッグストアや薬局などで一般用医薬品（かぜ薬や鎮痛剤など）の販売ができる医薬品販売の専門資格という事です。
登録販売者がいれば、一般用医薬品の大多数を占める第二類・第三類医薬品の販売が可能になります。

薬剤師との違い

薬剤師との大きな違いは、以下２つです。
①処方箋に基づく薬の調剤
②第一類医薬品が販売
一般用医薬品は、リスクの程度に応じて３つのグループに分類されています。
このうち登録販売者が取り扱えるのは「第二類医薬品」と「第三類医薬品」のみですが、一般用医薬品のなかで第二・第三類医薬品が占める割合は９割以上になります。その為、登録販売者は薬剤師不足を補う人材として、需要が高まっています。

第一類で有名なのは、「ロキソニン」「ガスター10」「リアップＸ5」等です。取り扱えるのが薬剤師かつ店舗で取り扱うにあたっての条件が多い事から、一般のドラッグストアで取り扱いが無い事が多いのです。
知らない人が多すぎて毎回説明大変だし、理不尽にキレられるから誰か拡散して。

医薬品登録販売者試験の内容。

平成27年4月以降、登録販売者の受験資格が変更され、年齢・性別・学歴のほか、実務経験がなくても受験が可能になりました。試験は都道府県ごとに年1回実施されています。

試験では、「医薬品に共通する特性と基本的な知識」「人体の働きと医薬品」「主な医薬品とその作用」「薬事関連法規・制度」「医薬品の適正使用・安全対策」の5項目が出題範囲となっています。
これらは、厚生労働省が公開している「試験問題の作成に関する手引き」から出題されます。登録販売者は扱える医薬品に制限がありますが、登録販売者が扱えない第一類医薬品や要指導医薬品に関する情報も必要となる為出題範囲が広いのが特徴です。
試験では、「主な医薬品とその作用」のみ40問出題され制限時間が80分となっています。それ以外の項目については、それぞれ20問ずつで制限時間は40分です。合計120問を240分で解くことになります。問題はすべて~~マークシート方式~~です。
合格基準は、全体の7割以上の得点を取り、さらに各試験項目において出題数の3.5割以上正解することとなっています。各試験項目の正解率は、都道府県によって4割以上としている場合もあります。つまり、全体的な点数は7割を超えていても、1つでも基準の正解率を下回る項目があると不合格となってしまいます。
合格基準を満たすには、苦手項目を作らずに全体的にまんべんなく学習することが大切です。全項目で確実に正解率を上げることが、合格する為のポイントとなります。
登録販売者試験の合格率は、40～50％とされています。都道府県によって差はありますが、約2～3人に1人は合格するため難易度はさほど高くはありません。